大豆
大豆はアミノ酸、ビタミン、カルシウム、カリウムという成分も豊富に含んでいます。納豆や豆腐などの大豆製品を積極的に食べるようにしましょう。
たんぱく質は肝臓の修復や再生に必要な栄養素になります。動物性たんぱく質の肉や乳製品などとバランスをとりながら、大豆で良質のたんぱく質をたっぷりと摂りましょう。
肝臓に負担をかけないためにも、アルコールは適量にしましょう。
また、休肝日を作ることも大事です。
しじみ
しじみにも良質のたんぱく質が含まれ、胆汁の分泌をよくし、肝機能をあげてくれます。肝臓の物質代謝のかなめとなるビタミンも多く含まれ、カルシウムや鉄、リンが含まれていて、脂肪分も少ないので肝臓に負担もかかりません。しじみのお味噌汁が簡単で食べやすいのでお酒を飲むことが多い方には特にお勧めします。
牡蠣
牡蠣には豊富なタウリンが多く含まれます。タウリンは疲れた肝臓を助けてくれ改善してくれます。牡蠣のほかにも、真タコ、イカ、カツオなど魚介類に多く含まれています。疲れた肝臓にはアルコールを控えめにしてタウリンの多く含む食べ物をとりましょう。
牛乳
牛乳に含まれる動物性たんぱく質は、良性のたんぱく質なので、肝臓の修復と再生に効果があります。アルコールの飲み過ぎなど疲れた肝臓の二日酔いにもお勧めです。冷たい牛乳よりも少し温めていただくとお腹にもやさしく飲むことができます。
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- 主食
主食の白米やパンなどは、炭水化物(糖質)です。 重要なエネルギー源になりますが、あまり食べ過ぎないように少量(ごはん1杯、パンなら1枚)を心がけましょう。
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- 主菜
肉、魚、卵、大豆などの良質なたんぱく質を摂ります。
良質なたんぱく質とは、必須アミノ酸のバランスが優れているたんぱく質のことです。
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- 副菜
肝臓の機能が正常でない場合は、ビタミンなどの代謝効率が落ちてしまいます。
通常より大目のビタミン類を摂る必要があります。 ビタミンは、偏って摂ると吸収率が悪くなるためバランスよく摂取することが大切です。
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- 汁物
アサリやシジミは、タウリンが含まれるほか肝機能を強化する栄養素が豊富に含まれています。二日酔いのときにシジミの味噌汁を飲むとよいのもこのためです。
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- その他
肝臓が弱っているときはビタミンを蓄える機能が弱まりますので、積極的にビタミンを摂って下さい。 ビタミンが豊富な果物や足りない栄養素はマルチビタミンなどのサプリメントなどで補います。 ビタミンCが豊富な果物としては、レモン、柿、キウイ、いちご などがあります。
肝臓に良いからといって過度に食べすぎいても胃から腸へ排出されてしましますのでバランス良くとりましょう。
1日3食、きちんと食べることも大切です。よく噛んで食べることによって、消化がよくなります。