健康家

いつも健康をテーマに!高血圧、糖尿病などの現代病を防ぐ食事療法や改善方法をお知らせしています。

食事療法

【夏バテ改善に役立つ:モロヘイア】

投稿日:7月 18, 2017 更新日:

モロヘイヤとはシナノキ科ツナオ属の緑黄色野菜になり、アフリカ北部からインド西部が原産となっています。食用としての歴史も古く5000年以上前からエジプトでは料理に使用していた野菜になり、モロヘイヤには、さやと種と枝には毒があるので食べることができませんが、主に葉の柔らかい部分が食用とされています。葉を包丁でたたき細かく刻むと粘りが出てくるのが特徴です。

日本では1980年頃に栽培が始まった比較的新しい野菜ですが、そのまま野菜として食べられるよりも、青汁の原料としてとても有名な野菜の一つになります。

モロヘイアの栄養には他の野菜にくらべて、とても豊富な主な栄養成分カリウム、カロチン、カルシュ―ムが含んでいます、他にもビタミンB群やミネラルなどが多く含まれています。

カロチンは何んとホウレンソウ4.6倍、ブロッコリーのなんと19倍になります。

カロチンは老化の原因でもある活性酸素を除去する働きが強く、紫外線などの老化からも守ってくれる栄養素になります。

モロヘイヤの特徴である粘り気に含まれいているネバネバ成分は身体の粘膜を保護してくれる働きがありますので、胃酸から胃の粘膜を守ってくれたり、鼻や口の粘膜を強化し、体内に危険なウイルスや細菌が侵入するのを撃退してくれます。

そしてモロヘイアに含まれているカリウムは体内の不必要な塩分を体外に排出する効能がありますので高血圧や予防や動脈硬化の予防にも役立ててくれます。

また血糖値が急上昇するのを抑える働きもあるので、糖尿病予防にもなります。

モロヘイアの美味しい食べ方になりますが、和食でいただくとするとモロヘイヤは味噌汁などのスープの具にして人気があります。

サッと湯通しをして醤油、鰹節をまぶしたり、ごま和え、おひたしなど茹でていただく食べ方も美味しく、和食には人気の夏野菜になります。

独自のぬめりは納豆などと混ぜていただく食べ方も、味わい良くがご飯がとてもすすむ和食にぴったりです。

モロヘイアの下処理ですが、野菜として売られているモロヘイヤは葉、茎、根などに毒性のない状態ですので、モロヘイヤの種や若葉などに含まれる毒性の影響はないとされています。茎は安心して食べることができます。

ただ、家庭菜園で作られる場合のみ、若葉には毒性が含まれているので、茎を食べるのはやめておいてください。

このようにモロヘイアは夏バテの改善、予防や疲労回復にとても期待できるお勧めの夏野菜の一つですので、ぜひモロヘイアの豊富な栄養を摂取してバランス良く野菜や果実を採りながら健康な体作りをしていきましょう。

 

【秘められた美白効果:ピーマン】


 

Sponsored Links

スポンサーリンク



Sponsored Links

スポンサーリンク



-食事療法

執筆者:

関連記事

【豊富な栄養の緑黄色野菜:ケール】

    ケールとは主に青汁の原料とされています。外来の植物の野菜でケールは地中海沿岸に生育しているアブラナ科の野菜です。 日本では緑葉甘藍(リョクヨウカンラン)ともいいます。栄養が …

【簡単にできる減塩料理】

    毎日欠かせない栄養を満喫した手軽で簡単な減塩料理です。減塩なのに深い味わいとビックリするほど美味しい減塩野菜スープをご紹介いたします。 具になる野菜は新鮮ならばどのような野 …

【豊富なケルセチン:たまねぎ料理】

    ケルセチンが多く含まれる食品として、たまねぎは普段の食事から簡単に採ることができます。 たまねぎを使った簡単ケルセチン料理で血液をサラサラにして高血圧、糖尿病の予防をしてい …

【緑黄色野菜おすすめベスト5:糖尿病】

  1:ブロッコリー 2・ほうれんそう 3・ケール 4・たまねぎ 5・人参 ブロッコリーにはビタミンCが非常に豊富に含まれているほか、ビタミンB群、カリウムなども多く、肝機能をアップさせる作 …

【一日に必要なカロリー摂取量】

    カロリーとは身体の代謝に必要なエネルギ―になりますので、体重などに比例してカロリーがそれぞれ違ってきます。 1日に必要な摂取カロリーを基礎代謝といわれています。理想体重から …

Sponsored Links

スポンサーリンク



プロフィール

TAKAHITO N.S

カルフョルニア州ロサンゼルス在中。昭和の日本生まれの日本人男性です。米国に渡米後に食の違いと身体の加齢に気が付き健康をテーマとした様々な情報を発信しています