パセリには、いくつかの種類があります。代表的な種類は「モスカールドパセリ」と「イタリアンパセリ」の2種類が食事のトッピングでお馴染のパセリになります。
- 葉が細かく縮れていて一般的にパセリとして使用されている種類「モスカールドパセリ」
- 縮れのない大きな葉で最近よく販売されるようになった「イタリアンパセリ」
ただパセリは盛りつけの単なる彩りとして外したり、食べずに残してしまう人も多いのではないでしょうか。実は、すごく栄養があります。そんなパセリに含まれる栄養素や効能の知られざる健康パワーを、その絶大な効果をお知らせします。
パセリはニンジンにつぐ栄養素のβ-カロテンが豊富に含まれています。体内の中でビタミンAに変換される役割を持つ大切な栄養素になり、そのβ-カロテンの主な働きには、視力を回復する機能や美肌効果などがあります。
また、強い抗酸化作用を持つため活性酸素を排除する役割も持っています。β-カロテンには粘膜を丈夫にする働きがあり、胃腸の回復によって下痢や便秘を予防改善してくれ、利尿効果にも優れており余分な塩分や水分を体内から排出し、体内の水分量を調整して代謝を良くしていきます。
パセリの栄養成分にはこうした効能から風邪などもをひきにくくしたりする効果も期待されています。
さらに、パセリの中のピネンやアピオールという物質や葉緑素には、口臭を抑える効能があります。
ただ妊娠中や授乳中の女性は、避けた方がよいハーブの一種なのがパセリですので注意が必要です。
子宮に刺激を与える作用があるため、流産に繋がりかねませんのパセリを食べないほうがお勧めです。
ある程度の食事に添えられているものを食べる程度ならば、それほど大きな問題はないようですが妊婦さんや授乳婦さんは、念のため控えておきましょう。
パセリの食べ方では生で接取する方法がもっとも栄養成分を吸収することができすのですが、どうしてもパセリはあの独特の味や香りがどうしても口に入れるのが苦手な方は細かく刻んでドレッシングに加えたり、またはスム―ジジュースに入れたりすると香りが和らいで食べやすくなります。
加熱する調理方法には天ぷらや野菜炒めの具にすると、香りをほとんど気にすることなく美味しくいただけます。
パセリを長期的に保存する場合は、綺麗に洗って葉の部分だけをちぎり、良く水分を拭き取ってから保存用の袋に入れて冷凍する事でフレッシュな状態を保ちます。
また簡単に冷凍したパセリの葉を袋の上から揉むと、手早くみじん切りになるのでとても簡単に調理の下ごしらえができますのでお試しください。バランス良く野菜や果実を食べていきながら健康な体作りをしていきましょう。