健康家

いつも健康をテーマに!高血圧、糖尿病などの現代病を防ぐ食事療法や改善方法をお知らせしています。

食事療法

【免疫力が高くなる:ニンジン】

投稿日:4月 7, 2017 更新日:

 

 

ニンジンの由来は原産地のアフガニスタン周辺で東西に分岐して、世界各地にあります。ヨーロッパからと西方へ伝来しながら改良が行われた西洋系、アジアを経て東方へと伝わった東洋系の2種類に分類できる。東洋系のニンジンは細長く、西洋系のニンジンは太く短いが、ともに古くから薬や食用としての栽培が行われてきました。

このようにニンジンは、西洋種と東洋種があり、ふつうに日本に出回っているのは西洋種のほうです。西洋種のほうが栽培が簡単で、栄養面から見ても カロテンの栄養素の含有量が多いなどの特長があります。

ニンジンの栄養面では、緑黄色野菜の特徴である免疫力が高くなるカロテンの多さが代表的な栄養素になります。

ニンジンのカロテンをビタミンAに換算すると、100g中4100IUもあり 、これは、1日の成人男子の必要量の2倍以上です。

カロテンに抗ガン作用にも効果があるともいわれています。これはビタミンAが、体内の物質の酸化や変質を防ぐ働きがありますので大切な栄養素になります。

また、ニンジンに含まれているリボフラビン(ビタミンB2)や葉酸にも 、抗ガン作用がありますので、毎日食べていれば、ガンの予防に効果的といわれています。

特に多い栄養素がβ(ベータ)カロチン、ニンジンには特に多く含まれていますので、このβ(ベータ)カロチンは肺ガンやすい臓ガンなど抑制する効果に期待できます。また、抗酸化作用を発揮して動脈硬化や心筋梗塞の原因となる活性酸素の働きを防いでくれます。そのほか、カロチンは皮にたくさん含まれているので、できれば皮ごと調理したものを食べたると効果的です。この他に、A(アルファ)カロチンも多く、β(ベータ)カロチンと同様、抗ガン作用が期待できます。

ニンジンには豊富なビタミンも多く含まれています。ビタミンAは肌の潤いと深い関わりがあり、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるため、肌荒れ防止効果も期待できます。特に季節の変わり目など肌のカサつきが気になる時期には積極的に取りたい栄養素の一つです。

また多く含むカリウムは体の外にナトリウムを出す働きがあり、これによって血圧を下げる酵素が増えます。このため、カリウムを取ると減塩効果も高まって高血圧の予防・改善に役立ちます。ですが、腎臓が悪い人はカリウムの摂取を控えたほうが良いのでバランス良く摂取することをおすすめします。腎臓が弱ると血中のカリウムが増える場合がありますので、そうなると不整脈を起こす可能性があります。食材を水にさらしたり、ゆでることでカリウムの量を減らすことができますので調理していただくようにすると良いです。

この他にも体内で大切な食物繊維のペクチンも多く含まれていますので、整腸を促し、便秘解消に効果的で、大腸ガンの予防にもつながります。

美容にも効果的な栄養素が多く含まれて、肌をなめらかにする効果があるので、乾燥肌の人や皮膚の角質化が気になる人も、にんじんジュ ースをおすすめします。バランス良く野菜や果実を摂取していきながら健康な体作りをしていきましょう。

 

【美容に最適な野菜:ブロッコリー】


 

Sponsored Links

スポンサーリンク



Sponsored Links

スポンサーリンク



-食事療法

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【体を温める:ショウガ】

ショウガは薬身でおなじみの和食にはかかせないひとつです。さまざまな料理の食材とあわせやすく、味を引き立てる野菜としてはとても有名です。 ショウガには体内の中でも優れた効能と栄養があるのでみていきましょ …

【血液サラサラにしてくれる!リンゴ酢】

    リンゴ酢には、インスリンの分泌を抑える効果があります。 リンゴ酢に含まれるクエン酸・リンゴ酸には、疲労を回復させる効果があります。またリンゴ酢に含まれるカリウムは、高血圧の …

【栄養補給に:アーモンド】

アーモンドはバラ科サクラ属の植物になります。核果類の桃、杏、梅などに同じようなの植物になり、桃や梅は果肉を食べますが、アーモンドは内側の身の部分の種を食べます。アーモンドは古代文明から食用として食され …

【緑黄色野菜おすすめベスト5:糖尿病】

  1:ブロッコリー 2・ほうれんそう 3・ケール 4・たまねぎ 5・人参 ブロッコリーにはビタミンCが非常に豊富に含まれているほか、ビタミンB群、カリウムなども多く、肝機能をアップさせる作 …

【一日に必要なカロリー摂取量】

    カロリーとは身体の代謝に必要なエネルギ―になりますので、体重などに比例してカロリーがそれぞれ違ってきます。 1日に必要な摂取カロリーを基礎代謝といわれています。理想体重から …

Sponsored Links

スポンサーリンク



プロフィール

TAKAHITO N.S

カルフョルニア州ロサンゼルス在中。昭和の日本生まれの日本人男性です。米国に渡米後に食の違いと身体の加齢に気が付き健康をテーマとした様々な情報を発信しています