大豆は「畑の肉」、それは、大豆が肉に匹敵する量のたんぱく質を含んでいますたんぱく質は人間の筋肉や内臓やなど体の組織などを作っている成分であり、生命維持に不可欠な重要な栄養素です。必須アミノ酸をバランスよく含むたんぱく質を、栄養価の高い“良質のたんぱく質”と呼びますが、肉や卵はこの良質のたんぱく質を豊富に含む代表的食品です。一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、大豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質のたんぱく質です。しかも大豆には他の作物よりずっと多い量のたんぱく質が含まれています。また、大豆たんぱく質の消化吸収率は、納豆で91%、豆腐では95%であり、とても効率のよい食品といえます。 |
豊富な植物性タンパク質
大豆(乾燥)の約30%はたんぱく質です。この大豆たんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。大豆たんぱく質には、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。
また大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれます。一方、大豆はコレステロールを全く含んでいません。このようなことから大豆は自然のバランス栄養食ともいえます。
大豆の種類
大豆は、形の大・中・小、黄色・白色・黒色・緑色など、とてもたくさんの種類があります。主に、黄色い大豆「黄大豆(キダイズ)」のことを主に「大豆」と言いいます。
・大粒種 — 煮豆など、そのまま料理によく使われます。
・中粒種 — 豆腐、味噌、醤油などの加工品によく使われます。
・小粒種 — 主に納豆に使われます。
大豆はさまざまな食品に加工され、日々の食生活に利用されています。豆腐、味噌、醤油、煮豆、納豆、きな粉、ゆば等、などです。枝豆は大豆を若い時に収穫したものです。ですので緑色をしていまし。また、豆もやしは大豆を日陰でゆっくり発芽させたものになります。
一日の大豆摂取量
大豆類の摂取量を目標の100gにするのが良いといわれています。普段から外食やフャ―ストフードの食事の多い方はもっと大豆・大豆製品を食べるよう心がけることが大切です。またガン予防にもなるといわれており身体に大切な栄養素が満点です。
簡単な大豆加工食品の豆腐、納豆、味噌、豆お菓子などでも採りいれる事ができますので1日1回は大豆製品を食べバランス良く野菜や果実を摂取していきながら健康な体作りをしていきましょう。