高血圧には減塩といわれていますが、全く塩分を採らない場合とまた身体には良くありません。塩分はナトリウムともいいますが、このナトリウムとカリウムのバランスを良くすることで血圧を正常に保ってくれます。
カルウムの役目
カリウムは細胞内液中に分布して、ナトリウムとともに大切な物質交換を営みエネルギー発生にも関与する物質。代謝を良くしてくれるミネラルです。
心臓、筋肉、血液の機能を調整してくれる大事なミネラルですので不足すると筋肉低下や腸やぼうこうなどの機能が低下します。
症状として・・・
1・筋力症状 脱力感・呼吸困難・不整脈
2・精神症状 神経過敏(イライラ)
3・腎症状 腎炎にかかりやすくなります
日本人の食事には、カルシウムも不足していると言われていっますので十分とれる食生活に心がけていきましょう。
カリウムはビタミンB1・B2とも協力的です。またマグネシウムも協力的なミネラルです。ナトリウム(食塩)のとり過ぎを調整する作用をしますのでそれぞれバランス良く採りましょう。
ナトリウムのとり過ぎとカリウムの不足は高血圧を招き、高血圧は心臓発作の引金になり、また脳梗塞の危険も高まります。
カリウムを多く含む食品
カリウムが多く含まれる食品としては、バナナ・スイカ・リンゴ・柿・柑橘類・セロリ・・薩摩芋・小豆・牛乳・昆布・ワカメ・緑色野菜など
また小麦胚芽、アーモンド、干しぶどう、パセリ、ピーナッツ、にんにく、ほうれんそう、じゃがいも
に含まれます。
体重68kgの人の体にはカリウムが約200g、ナトリウムは約100g含まれておいますので、カリウムはナトリウムよりも多くとることをおすすめします。
このようなカリウムの源の新鮮な野菜や果物をとることでカリウムとナトリウムのバランスを良くしましょう。